研究設備
本研究室では,各自に固定席と1台のデスクトップPCが割り当てられます。またノートPCも複数所有しており,必要に応じて使うことができます。
また,計算用の高性能サーバを所有しています。サーバのOSはLinuxで,各自のPCからターミナルを使いプログラムを実行して大規模な科学技術計算を行えます。


共同研究先
- 東京農工大学 池上貴志先生
- 大阪公立大学 高山聡志先生
支援を受けた研究費(Grant):2021年度以降
- 神奈川大学2025年度カーボンニュートラル等研究プロジェクト
「地域特性を考慮したカーボンニュートラル化を支援するエネルギー需給分析ツールの開発」
実施期間:2025年9月~2029年3月
助成金額:200万円(2025年度),以降調整中 - 2024年度東電記念財団研究助成(基礎研究)
「需要家資源を活用した配電網の電圧・電力潮流管理手法の創出」
実施期間:2025年4月~2028年3月(予定)
助成金額:645万円 - 2023年度八洲環境技術振興財団研究助成
「需要家側機器の確率的オンライン型制御手法の創出」
実施期間:2024年4月~2025年3月
助成金額:100万円 - 2021年パワーアカデミー研究助成 萌芽研究 個人枠
「柔軟性資源を持つ需要家の確率論的アグリゲーション手法に関する研究」
実施期間:2022年2月~2024年3月
助成金額:100万円 - 2022年横浜学術教育振興財団研究助成
「洋上風力発電の広域的発電出力プロファイルの推計に関する研究」
実施期間:2022年4月~2023年3月
助成金額:45万円
所有ソフトウェア
本研究室では,いくつかの最先端な科学技術計算ソフトウェアのライセンスを有しており,研究テーマに応じて自由に使うことができます。
Gurobi Optimizer
https://www.octobersky.jp/products/gurobi
世界的に有名な数理最適化モデリングソフトウェアのひとつです。また数々の最適化ベンチマーク問題で世界一の性能を誇る高性能な汎用ソルバでもあります。本研究室では全員が使用できます。
XTAP
https://www.xtap.jp/top/
電力中央研究所が開発した,電力系統をはじめとする電気回路の過渡現象を波形レベルで解析する瞬時値解析ソフトウェアです。特にGUIが優れていて,回路図を書くようにして電力系統の計算モデルを組むことができます。本研究室では,電力系統の瞬時値解析を行う研究テーマの人が使用できます。
CALDG
https://egsweb.denken.or.jp/research/reseach13/
電力中央研究所が開発した配電系統総合開発ツールです。配電系統の運用シミュレーションをGUIベースで実施することができ,計算結果として出力される電圧や潮流などの可視化もできます。本研究室では分散型電源や需要家側機器の運用シミュレーションを行う研究テーマの人が使用できます。
ArcGIS
https://www.esrij.com/products/arcgis/
地理情報システム(GIS)の中では,デファクトスタンダードのソフトウェアです。本研究室では,気象データや地図データなどの空間情報を扱う研究テーマの人は使用できます。