東電記念財団研究助成(基礎研究)に研究課題が採択されました

根岸准教授の研究課題「需要家資源を活用した配電網の電圧・電力潮流管理手法の創出」が,2024年度東電記念財団研究助成(基礎研究)に採択されました。2025年4月~2028年3月までの3年間の研究期間で,需要家側機器を活用した配電制御手法を創出することを目的としています。研究テーマに関する概要は以下の通りです。

研究課題:需要家資源を活用した配電網の電圧・電力潮流管理手法の創出

研究期間:2025年4月~2028年3月

助成金額:645万円

研究概要:

本研究は,カーボンニュートラル社会の実現に向けて,分散型電源やエネルギー機器の導入が進む配電網で需要家側のエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を活用し電圧管理と潮流制御を高性能化することを目的とする。HEMSにより各需要家のエネルギー機器の運転を協調的に制御することで,双方向かつ複雑化する電力潮流や電圧制御に対応する。加えて配電系統側で需要家の数に対してスケーラブルな制御アルゴリズムを開発することで,従来の制御機器では対応が難しい細かい時間粒度での電圧管理を実現する。これにより,作業員不足による配電制御機器の保守管理が困難となる課題の解決や配電網へのさらなる分散型電源の導入に貢献する。